工事の見積りが出て来るまであと1日。
夏の工事禁止期間までに工事を終えることを考えると、その日のうちにGOを出さなかければ間に合わないスケジュール。
ほんとに進めていいのかな。
落とし穴はないのか。
こう見えて、意外と慎重派。
石橋は、叩いて叩いて叩き割るタイプなのだ。
マ「来年家賃が急に倍になるとかないですか?」
不「それはないですよ」
マ「商店街の人がめっちゃ怖いとかないですか?」
不「みんないい人達です。」
大丈夫なのかな。
そうだ。
ハローワークやら、商工会やら、保健所やらに行って金沢と違うことがないのか確認してみよう。
ハローワーク
金沢の窓口にも行かなきゃなのか。
早めに確認しておいてよかったな。
商工会
問題なさそう。
保健所
金沢より結構キビシイな。
工事の前に聞いておいてよかったな。
保「役場には行かれましたか?」
マ「何のために行くんですか?」
保「工事を始める前に役場で許可をもらう必要があります。」
マ「!!」
急いで役場に向かう。
役「軽井沢では工事に入る前に提出していただく書類があります。」
マ「わかりました。」
役場の人の説明に沿って記入をはじめる。
役「持って帰って書いてきてください。今日受理できるような書類じゃないですから。」
マ「!!!!」
役「登記簿謄本と図面と誓約書と…あとはご近所さん全員の許可が必要です。」
マ「ご近所さん全員に許可?」
役「何をするのか。いつ工事に入るのか。いつからオープンするのかを説明してまわって全員からOKがもらえないと工事に入ることはできません。」
マ「エッ。週明けには工事に入るスケジュール感で動いてるんですけど。」
役「夏の工事禁止期間はご存知ですか?」
マ「その前に工事を終わらせるためには、週明けにはスタートしないと。」
役「この書類のやりとりに大体1ヶ月半かかるので、許可が降りた頃には工事禁止期間です。」
マ「今年の夏に間に合わせるにはどうしたらいいんですか?」
役「今年の夏に間に合わせるのはムリです(キッパリ!)」
マ「エーッ!!!!」
100面クリアして、ラスボス倒してさぁエンディングを聞こう!と思ったらもぅ100面出現したみたいな気分…
つづく