難航するかと思われたご近所さんへのご挨拶周りが不動産屋さんのおかげで瞬く間に、そして和やかな雰囲気に包まれる中、無事終了。
ありがたや。ありがたや。
早速、役場に資料を持ち込む。
ス「どうですか!!」
抜かりないだろう!と自信満々に提出する。
役「お向かいもです。」
ス「エッ?」
役「道を挟んでお向かいもご挨拶が必要です。」
ガックシ…
そこもだったのね。
その場で不動産屋さんに電話で泣きつく。
ス「お向かいもご挨拶に行かなきゃいけなかったんです。」
不「もぅ伝えてOKもらってありますよ!今度ご挨拶いきましょうね!」
神様なの??
涙を拭いながら書類を提出し、無事受理された。
不動産屋さんのおかげであっという間に!さすが地元の不動産屋さん✨
役「2週間かかりますからね!!!」
念を押され、、
ス「何にそんなに時間がかかるんでしょうか…」
役「関係各所に説明をして回るんです(キッパリ!)」
あとは神に祈るのみ。
工事開始予定日までに許可が降りるのか…
ヤキモキしながら役場からの連絡を待つ…
ス「来たよ!」
マ「何がよ。」
ス「役場からのOKが来たのよ!」
マ「早いじゃない!!」
何度も足を運びしつこく食い下がる姿に同情してくれたのか、早めに許可が降りた!!!!
この夏のオープンに間に合うじゃん!!
さて。さて。
目の前の壁をただ一生懸命超え続けた結果、気付けば9合目まで来ちゃってた。
たくさんの人の協力や手助けがあってここまで来れた。
スタッフから見ると、1年間やりたいとは思っていたものの進まなかった話が、急激に前進した。
それは、たったの13日間の出来事。
この奇跡の連続に後押しされながらこのまま山頂まで駆けあがろう!そして山頂で朝日を見ようよ!!
そんな気持ちで、濃い、濃い13日間をともに駆け回ったスタッフに声をかける。
マ「一緒に山頂から朝日を見ようよ!」
ス「…。」
第3章
〜完〜